令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:咲村 隆人(東海旅客鉄道)

[VI-231] 曲線内軌の中きしみ割れ発生メカニズムの検討と転動疲労試験機による再現試験

*辻江 正裕1、西村 英典1、松井 元英1 (1. 公益財団法人 鉄道総合技術研究所)

キーワード:きしみ割れ、転動疲労試験、車輪/レール、転がり接触、内軌、マルチボディダイナミクス

鉄道の曲線区間において、通過する車輪とのシビアな転がり接触により、レール表層が塑性変形することで、外軌ゲージコーナ部にきしみ割れが発生することは広く知られている。一方、曲線内軌のレール頭頂面においても、中きしみ割れの発生が確認されている。ゲージコーナ部に発生するきしみ割れと比べると、中きしみ割れについては、その発生状況や発生要因は明らかになっていない。そこで本研究では、現地調査により中きしみ割れの発生状況を明らかにした。さらにマルチボディダイナミクスによる車輪/レール接触解析を実施するとともに、発生箇所における車輪/レール接触状態を転動疲労試験機で模擬し、中きしみ割れを再現した。

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