令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:咲村 隆人(東海旅客鉄道)

[VI-232] 超音波探傷を活用した伸縮継目細密検査非解体化の検討

*長谷田 貴士1、狩野 修志1、伊藤 大介1 (1. JR西日本)

キーワード:水平裂、疲労き裂、超音波探傷、エコーゲルパッド

新幹線の伸縮継目細密検査では、伸縮継目の解体等によりトングレール底部の目視確認を実施しているほか、トングレール先端の摺動部に対しては浸透探傷検査を実施している。解体等には労力が必要な上、浸透探傷検査は雨天時には実施できないなど、精度の高い効率的な検査が実施できているとは言い難い。

このような実態を踏まえ、検査の効率化及び省力化を目的にとして、超音波探傷によるトングレールの非解体検査方法について検討した。その結果、0°探触子及び45°探触子に加え、ゲル状の接触媒質「エコーゲルパッド」を使用することで、トングレールに発生する損傷を発見できる可能性を見出すことができた。

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