令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:安藤 洋介(JR東日本)

[VI-245] 道床安定剤による安定処理の有用性に関する検証

*帰山 直大1、山口 剛志1 (1. 東日本旅客鉄道(株))

キーワード:マルチプルタイタンパ、道床、道床安定剤、軌道変位

バラスト軌道では、施工延長が長く必要な軌道変位発生箇所に対してマルチプルタイタンパを用いた修繕が有効的な方法の一つである。本研究では部分的道床不良が原因で施工品質が低下している東京100km圏外主要線区の箇所に対し、道床安定剤注入による安定処理を施し有用性を検証した。注入による安定処理の方法はマルチプルタイタンパ施工前及び施工後に行い、それぞれを施工前後の高低100mロットσ値から算出される改善度、軌道変位進み、コスト面から施工評価を行った。施工前注入では砕石がマクラギ下面へ入らなかったことが原因思われる箇所が一部表れたが、施工後注入では全ての観点から未施工区間に対して定量的に有用性を示した。

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