令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:畝田 篤志(鹿島建設)

[VI-252] 河川直下のトンネル掘削時の対策

*井内 厚志1、永田 謙一郎1、鈴木 健1 (1. 西松建設)

キーワード:トンネル、沈下対策、小土被り、数値解析、管理基準値、補助工法

「九州新幹線(西九州)、久山トンネル(西)他」工事は、工事延長2481m(トンネル延長2425m)のトンネル工事であり、武雄温泉起点52km940m~53km090m(L=170m)は、地表面に3面水路で構築された河川が近接しており、かつこの区間の土被りは10m程度(1D)で最小土被りは、3mであった。このことから、当該部の掘削時には天端部の抜け落ちや、河川への悪影響が懸念された。そこで本工事では、当該部の掘削開始前に、管理基準値の設定、数値解析による掘削時の変位予測および長尺鋼管先受け工の仕様について検討を実施して仕様を決定してから掘削を行い、当該部を沈下させることなく掘削することができた。

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