[VI-34] 鉄道営業線に近接した桁架設工事における計測計画と施工結果
キーワード：鋼桁架設、線路閉鎖工事、鉄道営業線近接、2次元FEM解析、自動計測
本工事は,建設中の第二東名高速道路における下糟屋跨線橋のうち,小田急小田原線上部を一括架設する工事である.架設工事による既存の高架橋への影響が懸念されたことから,2次元FEM解析による既設構造物の変位予測等を実施し,計測工の管理目標値を設定した.計測管理項目等を抽出・情報共有し,既設構造物の変位予測と計測結果を比較・確認する情報化施工を行った.試験吊り等による事前確認,上下線本架設における自動計測を行い,桁架設工事を無事施工することができた.2次元FEM解析による影響予測結果は,実施工時の計測結果は最大でも0.3mmと小さく,近接程度の判定結果（無条件範囲（Ⅰ））と概ね整合が確認された.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。