令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:今西 立彦(JR東海)

[VI-515] 超高強度繊維補強コンクリート(UFC)を用いた軽量桁の性能に関する一考察

*細川 良美1、小林 寿子1 (1. 東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本研究開発センター フロンティアサービス研究所)

キーワード:ho-muketa、超高強度繊維補強コンクリート、アーチ

鉄道における乗降場の新設・改良工事においては,ホーム桁としてプレストレストコンクリート板(以下,PC板)が一般的に使用されている.PC板は重量が重く架設時には,軌陸クレーン等の重機施工となるが,施工可能な時間が短い場合,工期が長期化することとなる.
そこで,超高強度繊維補強コンクリート(以下,UFC)を用いたアーチ形状の薄肉部材を検討し,人力架設ができるよう軽量化した桁の性能について静的および動的載荷試験を行い,設計荷重を満足すること,繰返し載荷により50年相当の使用にも耐えうることを確認した.

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