[VI-528] 新幹線用レール鋼製ノーズ可動クロッシングのき裂進展解析
キーワード:レール鋼製ノーズ可動クロッシング、き裂進展解析、き裂進展速度
新幹線で使用されている高マンガン鋳鋼製ノーズ可動クロッシングは,超音波による内部の探傷が困難であることから,保守管理に手間を要している.そこで、検査の効率化や交換周期延伸によるコスト低減を目標にレール鋼製新幹線用ノーズ可動クロッシングを開発した.開発したクロッシングの検査周期を検討する際,傷の大きさと残存寿命の関係を把握する必要があるため、可動レールのき裂進展解析を実施した.2種類の一様断面モデルの解析結果が試験結果と良く一致したことから,実形状モデルでの解析を実施しき裂進展速度を試算した.今後は,本結果を用いて検査周期を策定すると共に,残留応力を考慮した解析を行い,解析精度の向上を目指す.
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