令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:玉川新悟(鉄道総合技術研究所)

[VI-530] 表面硬化マンガンクロッシング敷設による材料延命の検討

井上 陽一1、*石原 克弥1、小田 和彦1、井上 靖 (1. 東海旅客鉄道株式会社)

キーワード:マンガンクロッシング、表面硬化、初期変形

はじめにマンガンクロッシングは高マンガン鋼製のため,靭性が高く,傷が発生した場合でも進行が遅いという長所がある一方,敷設直後は表面硬度が30Hs程度と低く,車輪の乗移り時に生じる衝撃により初期変形が生じ挫壊傷に繋がるという課題がある.本研究では初期変形が生じ易い車輪の乗移り部に予め表面硬化加工を施し,初期変形の抑制および更なる挫壊抑制を図ったので、これを報告する.

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