[VI-535] 山岳トンネルの斜坑・本坑交差部における設計・施工について
キーワード:トンネル、交差部、可視化、斜坑、3次元モデル
当該工事は,北海道新幹線の新函館北斗~札幌の延伸工事のうち倶知安・新小樽駅間にある全長17,990mの後志トンネルの内,北上沢工区のトンネル本坑4,600m・斜坑465mを施工する工事である.当該工事は斜坑を掘削後本坑に接続する計画であるが,一般にこの交差部においてはトンネルエッジ部分の応力集中が問題となる.しかしながら,当初設計にてこの部分の設計・施工方法が考慮されていなかったため,受注者において実施することとなった.また,施工計画策定時には複雑な施工ステップを3次元化することにより,綿密なシミュレーションや打合せを実施し,関係者全員の施工方法に関する意思統一を図り,安全な施工が達成できた.
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