[VI-562] 事業実施後に発現した多様なストック効果の事例分析
キーワード:新規事業採択時評価、事後評価、ストック効果、費用便益分析
費用対効果分析では,貨幣換算した便益だけではなく,貨幣換算することが困難な効果項目も含めて,実施するものとされているものの,採択時に的確に評価することは難しいため,費用便益比(B/C)が1.0より大きくなることが,実質的な条件のように扱われることがある.本調査は,公共工事事業評価カルテを活用した実例分析から,「事業実施後に多様なストック効果が把握されており,その中には貨幣価値化が可能と思われる効果もあること」,また,「事業分野と事業の特徴に応じて、その効果項目には傾向があること」を明らかにし,ストック効果の実例の活用のあり方について考察したものである.
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