令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設マネジメント (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:嵩 直人(鹿島建設)

[VI-562] 事業実施後に発現した多様なストック効果の事例分析

*後藤 和彦1、鈴木 貴大1、中洲 啓太1 (1. 国土交通省 国土技術政策総合研究所)

キーワード:新規事業採択時評価、事後評価、ストック効果、費用便益分析

費用対効果分析では,貨幣換算した便益だけではなく,貨幣換算することが困難な効果項目も含めて,実施するものとされているものの,採択時に的確に評価することは難しいため,費用便益比(B/C)が1.0より大きくなることが,実質的な条件のように扱われることがある.本調査は,公共工事事業評価カルテを活用した実例分析から,「事業実施後に多様なストック効果が把握されており,その中には貨幣価値化が可能と思われる効果もあること」,また,「事業分野と事業の特徴に応じて、その効果項目には傾向があること」を明らかにし,ストック効果の実例の活用のあり方について考察したものである.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード