[VI-575] 既設RC床版および更新鋼床版継手部における舗装の疲労試験
キーワード：床版更新継手部、舗装、繰返し載荷試験
片側2車線で供用中の既設RC床版を，夜間の片側1車線規制のみで鋼床版化する工法を研究開発している．工事期間中は，夜間作業にて1車線分の床版を橋軸方向に4mずつ取替え，更新鋼床版に仮舗装を施工し，昼間は交通解放する．この時，既設RC床版と更新鋼床版の継手境界部を連結しない構造とした場合，既設RC床版と更新鋼床版のたわみ差が生じる．そこで，舗装境界部を再現した試験体を用い，実橋の荷重条件から想定される舗装境界部の鉛直変位差を繰返し発生させ，損傷状況を確認した．疲労試験終了後，舗装境界部に大きな変状は生じていないことが確認できた．
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