[VI-669] 防止フィルム工法による落書き防止対策の施工
キーワード:落書き防止
2020年の東京五輪に向けた景観向上の一環である落書き除去の省力化を目的として、首都高速道路の橋脚部において落書き防止フィルムの設置を複数の条件下で施工した。しかし施工後にフィルムが剥がれる事象が発生したため原因の推定と対策を検討した。そこから冬季や強風時は施工しないこと、設置面は素地調整を行い不陸を無くすこと、また施工後にフィルム端部のコーキング処理を行うことが必要であると判明し、以降の施工で実践した。その結果施工後8か月の時点でフィルムの剥がれは発生していないが、今後新たな剥がれの原因が判明する可能性を踏まえ、より最適な施工方法や材料仕様を決定する必要があると考える。
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