令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:徳永 篤(大林組)

[VI-714] 巡航RCD工法による八ッ場ダム堤体コンクリートの施工報告

*山口 浩1、木村 雅臣1、平塚 毅1、仁瓶 崇史1、長谷川 悦央1、平野 英司1 (1. 清水建設株式会社)

キーワード:コンクリートダム、巡航RCD

八ッ場ダム堤体コンクリートは、全国において5事例目となる巡行RCD工法で打設を行った。巡航RCD工法は、外部の有スランプコンクリートを先行打設し、その後内部のRCDコンクリートを打設する従来のRCD工法と異なり、内部コンクリートを先行打設、端部を1:1程度の勾配で傾斜打止めし、後から外部コンクリートを打設する工法である。

八ッ場ダムは堤高100m超の比較的大型のダムであり、コンクリート打設数量も多いものの、放流設備・クロスギャラリー等の堤内構造物が非常に多いという特徴がある。様々な特性のダムにも適応可能な巡行RCD工法の一事例として当ダムの施工について報告する。

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