令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (15)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:田川 謙一(東海旅客鉄道)

[VI-742] 山岳トンネルにおける切羽無人化鋼製支保工建込みシステムの導入

*江頭 遼一1、賀川 昌純1 (1. 前田建設工業)

キーワード:山岳トンネル、肌落ち災害、鋼製支保工建込みシステム、クイックジョイント支保工、初期高強度吹付けコンクリート

山岳トンネルでは,肌落ち災害が後を絶たず,発生時は重大災害になることが多い.肌落ち災害防止対策に係るガイドラインでは,装薬や鋼製支保工建込み時の機械化が示されており,当社では,切羽無人化鋼製支保工建込みシステムを開発した.切羽無人化鋼製支保工建込みシステム導入にあたり,支保構造についても変更を行った.支保構造変更項目は,クイックジョイント支保工および初期高強度吹付けコンクリートの採用である.本システム導入により,従来の作業員の切羽立入り作業を省略(無人化)することが可能となり,安全性が格段に向上した.さらには,作業時間短縮にもつながり,省人化や生産性向上にも寄与することができた.

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