Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (7)

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:西村 毅(安藤・間)

[VI-770] Improvement of inspection and diagnosis of concrete pier superstructure by Remotely Operated Vehicle and diagnosis support software

*野上 周嗣1、加藤 絵万1、田中 敏成1 (1. 港湾空港技術研究所)

Keywords:concrete pier superstructure, inspection and diagnosis, Remotely Operated Vehicle, 3D model

桟橋上部工の点検では,点検者の安全を確保しながら短時間で部材の変状を把握できる技術の開発が望まれている.著者らは,桟橋上部工点検用ROVおよび撮影画像で生成した3次元画像から変状の抽出,劣化度判定,点検帳票の作成を効率的に行うための点検診断支援ソフトを開発している.本論文では,実構造物での作業能力の確認結果と支援ソフトによる劣化度判定について報告する.これらを活用することで従来方式より点検診断を効率的に実施できることがわかった.しかし,3次元画像の欠落等により端部の部材で劣化度判定できなかったため,3次元化に適した画像を取得できるよう点検作業方法を工夫する必要があると考えられる.

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