令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (7)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:西村 毅(安藤・間)

[VI-772] テンプレートマッチングを利用した防波堤の位置検出手法の開発

*松村 聡1、水谷 崇亮1、市田 輝喜2 (1. 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所、2. 国土交通省 九州地方整備局)

キーワード:防波堤、テンプレートマッチング、3次元計測

3次元計測技術の高度化と共に,それによって得られる膨大な点群データを効率良く処理し,構造物の形状や位置などの特徴量を抽出できるデータ処理手法の高度化が益々重要になっている.その方法には,点群データ上に線や面を形成し,構造物全体の形状を組み立てる方法が考えられる.しかし,この方法では,防波堤のような長大構造物の場合,構造物全体のデータ処理に多大な労力を要することや,漂流してきた土砂によって堤体の一部が覆われると堤体の形状を正しく検出できないといった課題がある.本研究では,堤体の3次元計測で得られた点群データを対象として,テンプレートマッチングを利用した堤体の位置検出手法を開発した.

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