[VI-791] レーザドップラ振動計を用いた橋梁通信管路のボルト緩み検知に関する検証
キーワード:橋梁添架設備、ボルト点検、振動解析
NTTでは約4万橋の橋梁に管路設備を添架しており,こららはすべてボルトで固定されている.ボルト全数の精密点検は多大な稼働とコストが発生するため,レーザードップラ振動計を用いて遠隔からボルト緩みや外れを検知する技術を検討している.本稿では橋梁通信設備を模擬した検証設備において,FFTとWaveletの2手法を用いてボルト緩みに伴う振動特性の変化を検証した.結果として,V管では2手法とも振動特性に変化が表れたため,遠隔からのボルト緩み検出の可能性を確認できたが,鋼管では変化が微小であったため周波数スペクトルの強度変化等に着目した解析を検討する.
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