[VI-793] 非接触音響探査法を用いたコンクリート表層欠陥探査技術の開発 ―地下発電所空洞における長距離計測―
キーワード:長距離計測、非破壊検査、吹付けコンクリート、非接触音響探査法、屋内、LDV
我々は、音響加振とレーザドップラ振動計を用いた、非接触による非破壊探査法である非接触音響探査法を提案している。今回は、発電所の地下空洞において、非接触音響探査法による長距離計測を行った。計測対象は吹付けコンクリートで施工されている空洞の天井部である。計測機器と対象面までの距離は約25 mであった。音響加振にはLRAD-300X、振動計測にはPSV-500 Xtraを使用した。計測の結果、対象面に複数の内部欠陥が存在していることが確認された。この事から、我々が提案している非接触音響探査法により、大きな凹凸のある計測対象面であっても内部の欠陥が検出可能である事が分かった。
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