令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (9)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:福岡 寛記(四国旅客鉄道)

[VI-861] ソイルセメント杭に多量の遅延剤を用いる場合の添加量の設定事例

*村上 賢治1、鈴木 剛1、山本 忠久1、須藤 敏巳1 (1. (株)大林組)

キーワード:ソイルセメント杭、遅延剤添加量、一軸圧縮強度、流動性、機械撹拌式地盤改良機

ソイルセメント杭は、土留め壁や止水壁および仮設の支持杭等に利用されており、掘削から芯材建込みの作業が長時間に及ぶ場合においても遅延剤を添加して施工されている。東京都港区の某現場では、線路近接のため作業時間が限定され、杭の施工は数日に及ぶことから、遅延剤を多量に添加する必要があった。当現場の強度管理も一般的な材令28日強度で管理することとなっていたため、遅延剤の効果により強度発現の途中である28日強度で必要強度を満足し、かつ、数日間の流動性を確保できるセメントミルクの配合(セメント量、遅延剤量)を設定する必要があり、当現場において遅延剤の添加量を設定した際に得られた知見について報告する。

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