[VI-912] 長波長復元波形を活用した乗り心地管理の取り組み
キーワード:長波長復元波形、左右加速度、乗り心地
当社の在来線では、乗り心地管理指標として軌道試験車にて測定した列車動揺値及び乗り心地レベルを使用しているが、これらの指標と車上で感じる乗り心地(体感)が必ずしも一致しないことがあり、計画的な乗り心地改善ができているとは言い難い。そこで、計画的に体感で乗り心地が悪い箇所を整備するため、長波長帯域まで復元した波形(長波長復元波形)を活用した乗り心地管理に取り組んだ。計画的に体感が悪い箇所を整備するためには、施工対象箇所に優先順位をつける必要がある。本研究では現業区で日々活用しているデータから決定することを前提に、長波長復元波形のピーク値と変化率に着目し、長波長軌道整備の投入基準を策定した。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。