令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理 (2)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:上原 郷(大林組)

[VI-94] 塩酸溶解熱法による固化材含有量計測システム「セメダス」の開発

*望月 勝紀1、森田 晃司1、久保 博2、長尾 善彰2 (1. 大林組、2. 立花マテリアル)

キーワード:地盤改良工、固化材含有量、セメント、石灰、品質管理

地盤改良工の品質管理は,改良体の一軸圧縮強さが所定の基準を満たすことを確認する.しかし,一軸圧縮試験は,採取した改良土を一定期間養生する必要があり,万一,強度が不足していた場合,多大な労力をかけて補修または再施工しなければならない.そこで,我々は改良体に含まれる固化材の量から強度を推定するシステムを開発することにした.固化材の量の計測方法は,迅速性や簡便性を考慮して塩酸溶解熱法を選定した.本稿では,固化材含有量計測システム「セメダス」の開発に向けた各種検討結果を報告する.

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