令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

海外工事

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:西嶋 岳郎(安藤・間)

[VI-985] ボックスカルバート型函体沈設による発電所冷却水放水路の施工

*杉本 悠1、岡原 義典1、鶴橋 宏昌1、木之下 聡1 (1. 大成建設)

キーワード:海外、ボックスカルバート、沈設、発電所、取放水設備

東南アジアの発電所冷却水の取放水路で一般に採用されている工法の紹介。

陸上で製作したボックスカルバート型の函体を沈設接続することで発電所沖合約1.7㎞の放水位置まで放水路を建設する。基礎形式は杭基礎で、海中に打設したPHC杭に台座を設置し、その上に函体を据え付ける方法。カルバート間のジョイントはグラウトソックと呼ばれるチューブを未接続面に設けた溝に沿って設置しておき、沈設後にグラウトを充てんする。
パイプラインに比べ安価であること、専門技術を使用しないので施工が容易であることが特色。その反面、ジョイントが水密性を有しないため、いまだ改良の余地はある。

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