令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

水環境 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:山崎 慎一(高知工業高等専門学校)

[VII-02] 海草の環境DNA検出に及ぼす分析阻害の影響検討

*赤塚 真依子1、高山 百合子1、伊藤 一教1、渡辺 謙太2、桑江 朝比呂2、源 利文3 (1. 大成建設、2. 港湾空港技術研究所、3. 神戸大学)

キーワード:環境DNA、海草、環境影響評価、モニタリング、阻害物質、フミン酸

環境影響評価など生物情報を入手する手法として,水域では1L程の採水から,環境中に存在するDNA(eDNA)を検出する技術開発が進んでいる.水域におけるeDNA分析は,採水作業が簡便であるものの,広域に放出された希薄なDNAを対象とするため,様々な要因がeDNAの検出結果に影響を及ぼすことが懸念される.著者らは,海草場を対象としたeDNAによるモニタリングを目指している.海草の生育する水槽から海草の量や状態(枯死体,発芽体)等が異なる時期に採水し,海草のeDNA検出結果に及ぼすPCR反応の分析阻害について検討として,人工遺伝子を用いた分析阻害の影響の把握とその影響を低減する方法を試みた.

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