令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

環境計画 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:佐藤 厚子(寒地土木研究所)

[VII-107] 十勝川水系札内川ダムにおける発信機を用いたオショロコマ追跡調査について

*小林 功1、池田 幸資1、杉本 雄一1、三塚 多佳志1、立松 俊和1、飯尾 直人2、中尾 勝哉3、今野 義文3 (1. パシフィックコンサルタンツ、2. 国土交通省 北海道開発局 帯広開発建設部、3. 北海道栽培漁業振興公社)

キーワード:オショロコマ、発信機、バイオテレメトリー、追跡調査、生息環境改善

札内川ダムでは、ニジマスの駆除とオショロコマ産卵場の保全が課題として挙げられており、平成12 年以降、フォローアップ調査として札内川ダム周辺におけるオショロコマとニジマスとの種間関係、再生産等に着目した調査が継続的に実施されている。本稿では、オショロコマ保全に向けた、行動実態の把握を目的とし、平成30 年度に実施したオショロコマ調査のうち、発信機(電波式・音波式併用)を用いた追跡調査およびその結果について報告する。本調査結果より、オショロコマが流入河川に遡上したことが確認された。また、流入河川及びダム湖内の広範囲を移動することが確認された。

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