令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

環境計画 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VII-1 (幸町総合教育棟 多目的室6)

座長:佐藤 厚子(寒地土木研究所)

[VII-112] 無人航空機(UAV)の空撮画像によるクズのモニタリング手法の提案

*河村 大樹1、渡邉 修2、岩本 啓己2 (1. 株式会社熊谷組、2. 信州大学)

キーワード:ビオトープ、UAV、オルソ画像、ArcMap、ArcGIS

ホタルの生息環境の復元を目的に,大分県日田市大山ダム内にホタルビオトープを設置した.本ホタルビオトープは,生物多様性の保全およびその活動を評価するJHEP認証を2015年に取得している.認証取得後は,自主的に管理を行う必要があり,年に数回草刈りや植生等のモニタリングを行っている.モニタリングは人が目視によって植生等を観察するが,急傾斜や踏査性の悪い場所が存在し,調査困難な場合がある.本研究では,調査困難場所を含めたビオトープ管理の簡易化を目的に,UAVによる空撮画像を用いてクズを対象としたモニタリング手法を提案した.

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