令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

放射性廃棄物 (5)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VII-2 (幸町南6号館 第1講義室)

座長:後藤 考裕(原子力発電環境整備機構)

[VII-161] 処分坑道構築時のデータを用いた効率的な坑道周辺岩盤評価技術

*江崎 太一1、升元 一彦1、宮嶋 保幸1、福島 大介1 (1. 鹿島建設(株))

キーワード:地層処分、岩盤評価、放射性廃棄物

NUMO包括的技術報告:レビュー版では,廃棄体の埋設に好ましくない場所として,透水性割れ目や力学的な強度が低下している領域が挙げられている.これらの局所的な特性の確認は,実際に坑道を掘削した際の評価が必要となるが,岩盤特性を処分坑道の全延長にわたり詳細に評価するのは困難である.一方,山岳トンネル施工においては,坑道構築時のロックボルトの穿孔掘削や切羽前方の先進孔掘削時に得られるデータを活用して岩盤特性を評価する技術開発が進められており,この評価技術を適用することで,処分坑道周辺岩盤の特性を連続的かつ効率的に推定できる可能性がある.本報文では,効率的な岩盤特性の評価手法について紹介する.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード