[VII-67] 袋詰めフライアッシュセメントの硬化実験
キーワード:フライアッシュ有効利用、土嚢、浸透、硬化、室内実験
石炭灰の有効利用工法として,粉体のままセメントとともに袋体に詰め,施工箇所の水中に没した後に強度発現することで製造から設置までの陸上作業の時間短縮が可能な工法を想定した.本実験では,セメントの混合割合および袋材の大きさが,袋体内の強度に及ぼす影響について考察した.室内試験の結果,セメント混合割合2%にてqu=100 kN/m2程度を概ね満足した.この結果はセメント使用量が少ない安価な工法となる可能性がある.また土砂と比較して軽量であり,軽量盛土材としての活用も期待できる.
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