Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

地震津波防災

Chair:Eiji Kohama

[CS10-01] A Basic Study on Structural Modeling of Earthquake Simulation in a Wide Area

〇Taisei Nakagawa1, Narutoshi Nakata2 (1.Tokushima University Graduate School, 2.Tokushima University)

Keywords:Expansion, Map Information, Microtremor Measurements, Structural Model

災害直後に街全体の被害状況を把握することは二次被害の軽減につながると考えられるが,大規模災害直後には被害情報を収集することが困難である.そこで本研究では,広域においてより多くの建造物を高精度かつ容易にモデル化するための手法を確立することを目的とする.既存の地図情報による幾何学モデルと,構造物の微動計測による数理モデルを作成する.そして,これらのモデルを近似していく.このモデルは個々の構造物の幾何学形状を考慮し,かつ,計測による振動特性も考慮しており,より正確であると考えられる.本研究では広域展開を想定した構造モデルの作成の流れと計測に基づく数理モデルの作成を行った.

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