Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

橋梁の耐震・地震時挙動

Chair:Syuichi Fujikura

[CS10-35] A consideration about seismic load of rigid-frame viaduct on the fault

〇Atsushi Hino1, Yoshitaka Murono2 (1.JR SOKEN Engineering , 2.Railway Technical Research Institute)

Keywords:Surface fault displacement, Rigid-Flame Viaduct, Static nonlinear analysis

著者らは、これまでにラーメン高架橋を対象として断層変位が作用したした際の挙動解明にむけた検討を実施してきた。これらの検討は、断層変位の影響のみを対象としたものであるため、本稿では、揺れによる影響を受けた状態に加えて地表断層変位が作用することでの損傷の評価を行った。

その結果、慣性力を作用させた後に地表断層変位を作用させる本検討の場合には、損傷レベル超過までの地表断層変位量は慣性力の低減と同程度に変化することから、慣性力のみと地表断層変位のみを考慮して損傷を確認することで、任意の慣性力の大きさにおける損傷レベル超過までの地表断層変位量を推定できることがわかった。

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