令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 原子力施設に係わる土木技術

斜面安定性

座長:小長井 一男(国際斜面災害研究機構)

[CS11-03] 3次元斜面におけるすべり面探索手法を用いた最小すべり安全率算出の効率化に関する提案

〇高柳 秀秋1、小早川 博亮2、岡田 哲実2、石丸 真2 (1.(株)メイテック、2.(一財)電力中央研究所)

キーワード:安定性解析、斜面、3次元有限要素法、地震応答、すべり面探索

従来,原子力発電所の基礎地盤及び周辺斜面の地震時安定性については,2次元解析による検討が行われてきた.しかし,この評価手法では斜面奥行が均一断面として取り扱われるため,複雑な形状をした実斜面でのすべり安全率を評価することはできない.そこで,3次元応力状態に対し,すべり面を遺伝的アルゴリズムで自動作成し,最小すべり安全率を示すすべり面を検出できるすべり面探索ツールを開発してきた.このツールを用いて効率よく最小すべり安全率,時刻,すべり面を求める方法の検討を行い,効率よく求めることができる見通しを得た.

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