Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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[共通セッション] BIM/CIMの活用とこれから

BIM/CIMの活用とこれから(1)

Chair:Fumihiro Ojima

[CS14-01] Bridge shape inspection with MR(Mixed Reality)

〇Shinichi Hatakenaka1, Daichi Fujino1, Wataru Natusbori2, Shinji Matsushita2, Takahiko Aoyama3, Tsutomu Watanuki3 (1.KAWADA INDUSTRIES, INC., 2.Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism, 3.KAWADA TECHNOSYSTEM CO., LTD.)

Keywords:MR, Mixed Reality, HoloLens, shape inspection, work efficiency

根古屋川橋第1橋(鋼5径間連続少数鈑桁,橋長181m)の工場製作時において出来形の検証作業を省力化するため、MR技術の実証試験を行った。実証試験では、製作承認図の3DモデルをMR技術により実物大で投影し、実物の鋼桁に重ね合わせて表示させ、周辺を巡回しながら部材の数量や取り付け位置に誤りが無いか検証した。巻き尺を使った従来の検証作業と比較すると、図面や計測器を持たずに1人で作業を進められ、7割以上の省力化が確認されたほか、高所作業を無くすることができ、災害リスクを排除する効果も確認された。また、将来的に導入されるCIMデータを有効に活用する技術としても有効である。

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