[CS15-19] 山岳トンネルの切羽観察・評価に向けた赤外線サーモグラフィの活用についてー発破・こそく・吹付けコンクリートの各段階の切羽面や漏水等の温度測定例-
キーワード:赤外線サーモグラフィ、切羽、湧水、切羽の温度分布、発破熱、漏水
山岳トンネル工事における切羽では,発破,こそく,鏡吹付けコンクリート等の作業中に,発破熱,湧水・漏水,換気等により各箇所で温度が時間経過に伴って変化している.今回,2カ所の現場において,赤外線サーモグラフィを用いて,発破時,こそく時,鏡吹付けコンクリート時の切羽面,並びに天井及び側部の二次吹付けコンクリートの漏水部分に対して温度測定を行った.それらの測定結果とトンネル切羽の現象について関連付けを試みたものである.
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