[CS15-13] AIによるコンクリートのひずみ分布を用いた劣化要因の予測
キーワード:AI、画像認識、デジタル画像相関法、面的ひずみ分布、診断
本研究では、RC構造物の劣化診断にAI技術を適用し、コンクリート表面のひずみ分布から各劣化要因の判定が可能な技術の構築を目的とし、実験的な検討を行った。ラインセンサタイプ全視野ひずみ計測装置を用いて撮影したコンクリート表面の画像を、デジタル画像相関法によって可視化したひずみ分布で評価することにより、各劣化要因によってひずみ分布が異なることを確認した。そして、これらのひずみ分布を構築した画像認識モデルに学習させ、劣化要因を予測した結果、平均正解率99%超となった。この結果より、AIによる劣化要因診断の可能性が示された。
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