令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるAIの活用

土木分野におけるAIの活用(5)

座長:枡見 周彦(JIPテクノサイエンス)

[CS15-37] シールドトンネル坑内にいる人の画像認識技術に関する基礎的研究

〇磯崎 智史1、山本 新吾1、平河 怜2、西岡 拳2、井上 由香2 (1.株式会社フジタ、2.株式会社システム計画研究所)

キーワード:画像認識、人検出、バッテリー機関車

わが国では建設現場における生産性向上が求められ,施工機械の無人化や作業の負担軽減,安全性向上等を目指して開発が進められている.シールド工事で使用されるバッテリー機関車もその1つである.筆者らは,Deep Learning を活用した画像認識技術を用いて坑内の人を検出し,運転手に警報を発して運行の安全性を向上させ,さらに他のセンサーと組合せてバッテリー機関車の自動運行制御を目指している.実際のシールドトンネル坑内にて人の検出実験を行った結果,人検出は走行中の揺れや坑内照明の影響を強く受けるものの,シールドトンネルに特化させることで16m程度離れた人を検出できる可能性があること等の知見が得られた.

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