令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 新設および大規模改修時における橋梁計画

新設および大規模改修時における橋梁計画(1)

座長:永元 直樹(三井住友建設株式会社)

[CS3-03] 疲労実験による新設および更新用鋼床版構造の疲労耐久性の検証

〇白石 祐一1、坂野 昌弘1、小西 日出幸2、狩野 哲也2、沼 勝雄3 (1.関西大学、2.日本橋梁建設協会、3.国土交通省近畿地方整備局)

キーワード:鋼床版、疲労、新構造、Uリブ、横リブ、TRS

鋼床版構造は,軽量化と工期短縮の面で有利であるが,疲労耐久性が課題となっている.そこで,「鋼床版の疲労耐久性向上に関する研究プロジェクト」が平成29年度から立ち上げられ検討が進められている.本研究ではUリブと横リブの交差部に着目して,既設と新設鋼床版それぞれに対する疲労対策を提案し,疲労実験を行った。従来構造に当て板補強を施すことにより,横リブ交差部の亀裂に対しては,十分な予防保全効果と亀裂進展防止効果があることが確認された.改良構造では横リブ交差部に疲労亀裂は全く発生せず,十分な疲労耐久性が確認された.

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