令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 計算力学

計算力学(1)

座長:吉川 仁(京都大学)

[CS5-04] 構造物音を考慮した幾何音響理論に基づく鉄道騒音評価システムの構築

〇丸山 翼1、樫山 和男2、緒方 正剛3 (1.中央大学大学院、2.中央大学、3.交通安全環境研究所)

キーワード:幾何音響理論、VR技術、鉄道騒音、構造物音

鉄道騒音の影響の予測,対策のため,著者らはVR技術を用いて視覚情報と聴覚情報を同時に提示し,被体験者に臨場感のある疑似体験ができる鉄道騒音評価システムの構築を行ってきた.このシステムでは,鉄道が高架橋等の構造物上を走行する場合において本来発生する構造物音が考慮されていなかった.そこで,本研究では構造物音の考慮を行い,既往の鉄道騒音評価システムの適用性の拡張を目指す.本論文では構造物音考慮の有無での計算結果の比較を行い,構造物音の影響の大きさを調べると共に計算結果と実測値の比較を行い,計算結果の妥当性の検証を行った.また,既往の鉄道騒音評価システムの精度の向上を目指し指向性の検討を行った.

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