令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 計算力学

計算力学(2)

座長:鳥生 大祐(京都大学)

[CS5-14] 拡張スライスグリッドを用いたSPH法による建屋への浸水を含む大規模津波遡上解析

〇槇野 泰河1、浅井 光輝1、古市 幹人2、西浦 泰介2 (1.九州大学大学院、2.海洋研究開発機構)

キーワード:粒子法、陽的ISPH法、拡張スライスグリッド、津波遡上解析、浸水解析

東日本大震災では観測史上最大の大津波が発生し,東北地方の沿岸部を中心に,甚大かつ広域的な被害をもたらした.減災のためには,津波による沿岸地域への安全性・危険性を把握することが重要であり,特にソフト防災の一環として行う津波防災地域づくりにおいては,浸水域が的確に推定できる手法が必要とされている.本研究では,可能な限り正確に津波被害を想定するための,特に遡上後の浸水までを含む津波解析手法を開発することを目的とし,1.津波初期水位 設定方法の見直し,2.粒子法による 3 次元遡上解析の高詳細化の 2 点を実施した.

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