令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 計算力学

計算力学(2)

座長:鳥生 大祐(京都大学)

[CS5-16] 建物倒壊による道路閉塞を考慮した津波避難シミュレーション

〇中村 麻菜美1、金澤 功樹1、大川 博史2、樫山 和男3 (1.中央大学大学院、2.エイト日本技術開発、3.中央大学)

キーワード:避難、マルチエージェントモデル、建物倒壊、シミュレーション

日本は世界でも有数の災害大国である。2011年に発生した東日本大震災の発生を機に、想定外の規模の災害における防災・減災対策が見直された。特にソフト面における対策が充実し、その評価・検討の手法の一つとして避難シミュレーションの必要性が高まり、近年幅広く研究が行われている。研究の一つとして、著者らの既往の研究でもマルチエージェントモデルを用いた避難シミュレーションが行われてきたが、主に避難者に関する考慮が行われ、避難路の損壊に関する考慮が行われてこなかった。そこで、本研究では著者らの既往の手法に対し、新たに建物倒壊による道路閉塞を考慮した津波避難シミュレーションを行い、その効果を確認した。

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