令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性(7)

座長:今井 龍一(法政大学)

[CS9-35] 大型ダンプの走行データを活用した運搬最適シミュレータの開発

〇高倉 望1、柴野 一則1、疋田 篤史2、山田 武志2 (1.東急建設株式会社、2.株式会社ベクトル総研)

キーワード:ICT、データ活用、運搬最適シミュレータ、大型ダンプ、走行データ

建設現場へのICTの普及により、現場で取得されているデジタルデータの種類や量が増加している。そのような状況を踏まえ、建設業界においてもICTで取得した膨大なデータを業務の効率化、安全性や生産性の向上、今後の施工計画の改善等に活用することが期待されている。そこで、当社がシステムを開発した建設機械ナビシステムから3秒間隔で得られる工事用車両の走行データを用いて、最適な運搬台数や運搬回数、最適ルートの選定、公道や現場内での待機台数の減少などを定量的に算出できる運搬作業の最適シミュレータ(以下、運搬最適シミュレータと呼ぶ)のPoCを試みた結果について報告する。

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