Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

維持管理(腐食)

Chair:Tatsuro Sakamoto

[I-19] Mitigation of the adhesion amount of anti-freezing salt to the bridge girders scattered from its road surface without surrounding obstacles

〇Kyohei Noguchi1, Hidetoshi Tokumasu1, Yuta Tsubokura1, Tomomi Yagi1 (1.Kyoto University)

Keywords:weathering steel, corrosion, anti-freezing salt, CFD

凍結防止剤は海塩粒子と同様に橋梁の腐食要因の一つであるが,単独橋の路面から飛散した凍結防止剤がその橋梁の主桁に付着する可能性については十分に検討されていない.筆者らは既報において,単独橋においても接近風と橋梁自体との相互作用で形成される流れ場によって,路面から飛散した凍結防止剤が主桁に付着する可能性があることを,数値流体解析 (CFD) を利用して明らかにした.本研究では,付加部材によって橋梁断面周りの流れ場を変化させることで付着の抑制を試みたところ,上流側高欄に鉛直の,下流側高欄に水平の付加部材を取り付けることで,主桁への付着が効果的に抑制されることが判明した.

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