令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

疲労(2)

座長:穴見 健吾(芝浦工業大学土木工学科)

[I-60] 鋼床版とSFRC舗装における接着剤接合部の硬化過程及び耐久性に関する実験的検討

〇佐々木 良輔1、渡邉 晋也1、小野 秀一1、村越 潤2、宍戸 洸希2 (1.施工技術総合研究所、2.東京都立大学大学院)

キーワード:鋼床版、鋼繊維補強コンクリート、エポキシ樹脂接着剤、耐久性

既設鋼床版の疲労対策として,既存のアスファルト舗装を,剛性が高くかつアスファルト舗装とほぼ同じ比重のSFRC舗装に換えて鋼床版と一体化させる工法の適用事例が多く見られる.鋼床版とSFRCの界面では,デッキプレート表面をショットブラスト等で研掃し,付着強度を確保するためにエポキシ樹脂接着剤が使用されている.施工初期段階の付着強度は確認されているが耐久性については検証が十分とはいえず,SFRCと接着剤が混合することでSFRCの強度低下を招くことも懸念されるため,本研究では混合状態を模擬した試験体により,硬化過程確認試験および環境負荷試験の圧縮強度と曲げ強度を測定したその結果について報告する.

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