Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

維持管理(一般)

Chair:Nozomu Taniguchi

[I-242] A study on checking the fatigue resistance of steel railway truss bridges in deserted railway lines

〇Akiko Akimoto1, Yoshihiro Yukizawa1, Takeo Amitani1 (1.East Japan Railway Company)

Keywords:Steel railway bridge, Fatigue resistance, Cumulative fatigue damage, Checking

本稿は、鋼鉄道橋の耐疲労性の照査方法の違いが断面決定に与える影響を明らかにすることを目的に、疲労で決定することが多い床組の例として、下路トラス橋の縦桁を対象に、閑散線区の使用状況に近い列車荷重を用いた累積疲労損傷度の照査結果と疲労限の照査結果を比較した。疲労限の照査で断面を決定すると、その他の照査で余裕がある結果となった。累積疲労損傷度の照査では、軸重が小さい気動車は疲労損傷に寄与しない応力範囲の打切り限界以下となるが、軸重が大きな貨物列車は累積疲労損傷度で断面が決定する結果となった。また、累積疲労損傷度の照査で決定した断面の縦桁全鋼重は、疲労限による照査で決定した断面よりも16%軽減できた。

Please log in with your participant account.
» Participant Log In