令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

固体力学・計算力学

座長:斎藤 隆泰(群馬大学)

[I-261] 竹の種別比較による特徴的な形状および構造力学的特性の抽出

〇柳井 駿斗1、亀山 侑平1、島 弘幸2、井上 昭夫3、佐藤 太裕1 (1.北海道大学、2.山梨大学、3.近畿大学)

キーワード:竹、生物形態模倣

竹は中空円筒構造の,節を有する特異な植物であり,優れた力学的合理性を有する.これまでの著者らの研究において,竹の中でもモウソウチク1種を対象に竹の力学的合理性について明らかにしてきた.これらの研究で対象としたモウソウチク以外にも竹の種類は非常に多く存在するが,中空構造であり,節を有する点は竹に共通する特性である.しかし,竹は種別で平均高さや形状などが異なっている.我々は,種別で異なる形状に共通する力学的性質が存在するならば,それは竹が成長し,自身を支える上で構造的に重要な要因であると考えた.このことから,本研究では竹5種の寸法を計測した結果から構造力学的な相違性および共通性について検討した.

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