[I-265] 水平荷重によってせん断破壊した鉄筋コンクリート部材および架構の鉛直支持性能
キーワード:せん断破壊、崩壊、座屈、冗長性、地中構造物
鉄筋コンクリート製地中構造物は不静定性が高く,部材が破壊しても構造物として安定を保つ可能性がある.この現象の定量化に向け,水平載荷によって部材・架構がせん断破壊した後,崩壊に至るまでの挙動を実験的に調べている.本報告はその3シリーズ目で,面外せん断補強,側方地盤の存在,載荷履歴を実験因子とした.その結果,水平耐力が低下し始める時点の水平変位はそれらの因子によって大きく変化しないものの,側方地盤が存在する場合,および載荷が単調である場合,崩壊に対する抵抗性が高くなることが分かった.
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