Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第I部門

診断・補修・補強(1)

Chair:Jun Murakoshi(Tokyo Metropolitan University)

[I-393] Case study of retrofit method on damaged prestressed concrete girder bridge by contact of a constructing machine carrying trailer

〇Kohei Sasada1, Kazuyoshi Watanabe1, Kawamura Chikara1, Masashi Kudo1 (1.Hokkaido Railway Company)

Keywords:prestressed concrete, PC, automotive impact, rehabilitation

野花南架道橋は、根室線の野花南・島ノ下信号場間に位置する鉄道用PC橋りょうであり、2019年11月21日にトレーラーに積載された重機の一部が橋りょうの支間中央付近に接触し、主桁の接触箇所付近に損傷が生じた。その復旧のため、当該橋りょうに生じた損傷の状況を調査して、その損傷に応じて補修を施した。損傷は、主桁下部のコンクリートの断面に欠損が生じており、主桁の断面修復とひび割れ注入を施すとともに、損傷の著しい箇所には鋼板等を追加して耐力を回復させた。補修後、試運転列車による走行安全性に問題ないことを確認し、2020年2月5日に運転を再開した。本稿では以上の内容について報告する。

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