[I-393] 重機を積載したトレーラーの接触により損傷したPC橋りょうの復旧事例
キーワード:プレストレストコンクリート、PC、自動車衝突、復旧
野花南架道橋は、根室線の野花南・島ノ下信号場間に位置する鉄道用PC橋りょうであり、2019年11月21日にトレーラーに積載された重機の一部が橋りょうの支間中央付近に接触し、主桁の接触箇所付近に損傷が生じた。その復旧のため、当該橋りょうに生じた損傷の状況を調査して、その損傷に応じて補修を施した。損傷は、主桁下部のコンクリートの断面に欠損が生じており、主桁の断面修復とひび割れ注入を施すとともに、損傷の著しい箇所には鋼板等を追加して耐力を回復させた。補修後、試運転列車による走行安全性に問題ないことを確認し、2020年2月5日に運転を再開した。本稿では以上の内容について報告する。
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