[I-282] 鋼3径間連続トラス橋の耐震補強設計に関する検討
キーワード:鋼連続トラス橋、耐震補強、免震構造、制震ダンパー、鋼板当て板補強
本検討では,鋼3径間連続トラス橋について,橋梁全体系の動的解析により各トラス部材の応答値を低減するための上部構造の耐震補強方法とその補強効果を確認した.現況照査において上部構造・下部構造ともに許容値を超える結果であったが,支承部の免震化・制震ダンパーの設置・せん断パネル型制震ストッパーの設置により応答値を低減することができた.下部構造については,耐震補強が施工済みであったが,その補強断面で耐震性能を満足することが確認できた.上部構造については,支点部近傍の限定的な対傾構と下横構に対して鋼板当て板補強を実施することで耐震性能を満足することが確認できた.
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