令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁の耐震(2)

座長:渡邊 学歩(山口大学)

[I-284] ロッカー橋脚を有する橋梁の耐震補強

〇佐溝 純一1、枦木 正喜1、中岡 仁志1、廣瀬 彰則2 (1.西日本高速道路、2.エイト日本技術開発)

キーワード:ロッカー橋脚、耐震補強、壁式橋脚、名神高速道路

名神高速道路に多数採用されているロッカー橋脚は,上下端にヒンジを有する壁構造の橋脚であり,橋軸方向には橋脚単独では自立できない構造である.阪神・淡路大震災後に橋梁補強が実施されていたが,同様に上下端がヒンジ構造であるロッキング橋脚の平成28年熊本地震における被災事例等を踏まえて再度耐震補強を実施する.補強にあたっては,ロッカー橋脚の上下端のヒンジ構造を存置し,橋梁の両端部で固定化して水平変位を拘束することとしたが,片側が盛りこぼし橋台の場合は水平力を負担できないため,中間のロッカー橋脚を増し杭の上,RC巻き立てを行い固定橋脚化した.

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