[I-446] 滑り破壊前の損傷過程を考慮した盛土の地震時性能照査手法
キーワード:盛土、耐震設計、遠心模型実験
鉄道盛土の耐震設計では、円弧滑り破壊を前提としたニューマーク法を用いて算出する滑動変位量を照査指標とし、復旧の難易度から設定される復旧性の限界値以内に収めるように性能照査を実施している。この手法では実際の盛土の損傷形態を必ずしも正確に再現出来ておらず、適切な耐震性能評価を実施することが困難な場合がある。一方、鉄道橋りょう等の耐震設計では、構造物全体系の損傷レベルを部材の損傷レベルで規定し、部材の変形を照査指標として安全性や復旧性の照査を実施しており、実際の被害を合理的に説明可能な手法となっている。本稿では、橋りょう等の耐震設計と同様の手順で遠心振動台実験結果を説明可能な照査手法を提案する。
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