[I-447] 累積損傷度理論を用いた盛土の揺すり込み沈下量の評価(その1:中空ねじり試験)
キーワード:盛土、累積損傷度理論、揺すり込み沈下量
筆者らは遠心振動台実験により,良質な地盤に支持された標準的な形状の盛土では,滑り破壊の前に揺すり込み沈下が卓越し,滑り破壊に至るまでに過大な地震力が必要になることを確認した.そのため,標準的な形状の盛土の揺すり込み沈下量を評価することで,より実情に即した耐震設計が可能になると考えた.盛土の揺すり込み沈下量の評価は,簡易法として累積損傷度理論による手法が挙げられる.そのため,本検討では,遠心振動台実験の盛土を対象に,累積損傷度理論により揺すり込み沈下量を評価することを目的とした.本稿では,繰り返し中空ねじり試験を行い,揺すり込み沈下量を算定するのに必要な盛土材の累積ひずみ特性を求めた.
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